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中国の株式市場

日本の場合は、東京証券取引所(東証)の1部、2部、また大証などと言われるところのことですね。中国の場合はどうなっているのか見てみます。
中国には、上海・深セン・香港の3つの市場があります。この3つは大きく分けて、上海・深センの「本土市場」と香港の「香港市場」に分けられます。

はじめに香港市場を見てみます。香港市場は既に世界的に有名なマーケットですが、この香港市場での中国株は大きく分けて、H株とレッドチップに分けられます。

H株というのは香港(Hong Kong)の頭文字をとったものです。そのままですね。これは、事業の殆どを中国本土で営んでいながら、香港市場に上場している企業の株です。大型国有企業が多く、業種は工業系の基幹産業が多く見られます。H株はニューヨーク証券取引市場に同時上場している会社もあるので、世界的信用が置けるなどの理由から、ファンドへの組み入れなども行なわれている事が多いようです。
次にレッドチップですが、これはH株以外の中国資本の香港企業の株の事です。業種は最新技術を扱う通信やIT企業などが多いようです。

他にGEMという市場があります。これは日本で言う店頭市場のようなものです。
◆香港市場の特徴
市場種類特徴
香港
(含GEM)
H株香港市場に上場している中国企業の総称。大型・国有企業で工業系基幹産業企業が多数。
レッドチップH株以外の中国資本の香港企業。通信・サービス・IT企業など多数。海外進出の傾向が強い。
その他香港メインボード上場銘柄にGEM上場銘柄を加えて、H株とレッドチップ銘柄を差し引いたもの。

上海・深センの本土市場には、A株、B株というものがあります。A株市場は中国人のための国内投資家専用市場です。上海・深セン両市場とも人民元建ての取引になります。一方、B株市場は外国人と外貨預金をもつ中国人個人投資家が取引する事ができる市場です。つまり、日本人は上海・深センB株市場でしか取引ができません。上海B株市場は、米ドル建ての取引、深センB市場は香港ドル建ての取引ができます。

◆本土市場の特徴
市場種類特徴
上海上海A株中国国内投資家専用市場。人民元建て。優良企業多数。
上海B株外貨預金を持つ中国人個人投資家+外国人向け市場。米ドル建て。A株と重複上場銘柄が大半。
深セン深センA株中国国内投資家専用市場。人民元建て。優良企業多数。
深センB株外貨預金を持つ中国人個人投資家+外国人向け市場。香港ドル建て。A株と重複上場銘柄多数。

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